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ご挨拶

はじめまして。当事務所のホームページをご覧いただきありがとうございます。

私は、地方の国立大学を卒業後、ある民間病院に入社し、主に研修医の採用業務に携わっていました。臨床研修制度が始まった2004年以前は、初期研修に大学病院を選ぶ医学生がほとんどで、民間病院に入局するものはごくまれでした。そうした中、毎年8名の入局を目標に、地元の医大や、県内出身者が在学する全国の大学医学部を訪問し、県内出身の医学生に卒後研修を呼びかける、という仕事を専任で行っていました。業務は長時間におよび、日常の医師不足から目標達成が強く期待される責任の重い仕事でした。

34歳の時、卒業を間近に控えた複数の奨学生が入局を辞退し、目標を大幅に下回る事態が起きました。これが医師総会で大きな問題となり、私は50人ほどいる医師の前で、名指しで批判されました。これが引き金となって、私はうつ状態となり仕事に行けなくなりました。心配した上司に「もうこれ以上できない」と訴えようとしましたが、嗚咽のためこの一言をいうのに1分以上かかったことを覚えています。私は自分のうつ病は仕事が原因であるとして労災請求を行いましたが、認定までに3か月を要しました。この3か月間が私の人生の中で最もつらく最もみじめな時間でした。私は、何の補償も受けられず、自分が生きる価値のない、人たるに値しない存在であることを強く思い知らされました。

発病から半年後、私はこの病院を退職しました。その後私は希死念慮と闘いながら自宅療養を続けていましたが、ある日ふと本屋で見つけた社会保険労務士の本に興味を持ちました。社会保険労務士は本人になり代わって労災請求ができる、とその本には書かれていました。もし私が社会保険労務士になって、私と同じ経験をしている人たちを手助けできたら、私の人生は今より意味あるものになるに違いない、そう思うとかすかな希望がもてたのです。それから少しずつ社会保険労務士の勉強を始め、3度目の受験でようやく合格することができました。

社会保険労務士になってからは、過労死・労災問題に積極的に取り組みました。自殺未遂を図った青年は、上司から日常的にパワハラを受けていました。同僚からセクハラを受けた女性は事業所の対応のまずさからうつ病になってしまいました。大企業に勤務する中間管理職は、休日自宅の駐車場の前で倒れ帰らぬ人となりました。タクシー運転手、調理師、エンジニア、看護師、介護職員、警備員、営業マン、派遣社員、エステティシャン等ありとあらゆる人々が長時間労働にさらされ、パワハラやセクハラを受け、傷つき健康障害を起こしメンタル不調に陥っていました。その一人ひとりの声に耳を傾け、労災認定の為に、事実を明らかにし、経営者や担当者と交渉し、労働基準監督署と交渉し、認定に至らなかった場合は、調査復命書を開示請求し、審査請求を行い、再審査請求を行いました。時には事実を隠蔽され、時には罵倒され、時には脅されながらも、被災者とその家族の為にただひたすら実直に労災請求を行いました。その結果、多くの労災認定を勝ち取ることができました。この経験がいまの私の人生を意味あるものにしてくれたのです。

この経験から、私の事務所では人を大切にすることをなによりも重視しています。職員を大切にすることはもちろん、顧客である中小企業経営者にも人を大切にする企業づくりを目指してもらっています。


冨永 弘徳

Management Philosophy

経営理念

私たちは、自分と家族の幸せのために働き、社員とその家族を幸せにする会社のために仕事をします。

私たちは、公共的使命を自覚し、とりわけ社会的弱者の福祉の向上のために全力を尽くします。

私たちは、人事労務サービスの提供を通じて人を大切にする地域社会をつくります。

Support

中小企業をサポートする5つの安心

[1] 職場リスク管理をサポート

労務トラブル・うつ病・パワハラなどの職場リスクをなくす人事労務管理をご提案します。
また、大好評の「労務管理をテーマとしたレポート」を月1回お送りします!

[2] 行政(労働基準監督署など)の対応をサポート

労働基準監督署の調査、社会保険事務所の総合調査に社長に代わって立ち会います。
また、是正報告書などの必要な書類の作成の事務処理をお手伝いします。

[3] 助成金申請をサポート

前年度実績8社700万円。
審査が厳しく、提出書類も多い助成金は申請するのが一苦労です。そこで当事務所が労働局に対する問い合わせや煩雑な作業の対応をいたします。

[4] 定年後の継続雇用をサポート

定年退職後の再雇用に際して、最適賃金をご提案します。
会社の保険料負担を最少にして、労働者の手取りを最大にする賃金額を提示します。

[5] 必要書式をプレゼント

モデル規定・ビジネス文書・申請書類・各種協定書など人事労務に必要な書式一式をプレゼント。必要に応じていつでもお使いいただけます。

Office Overview

事務所概要

事務所名
冨永社会保険労務士事務所
代表者名
冨永 弘徳
所在地
〒400-0053 山梨県甲府市大里町4322-1
TEL: 055-269-7540 / FAX: 055-269-7541
その他お問い合わせはこちら
保有資格
特定社会保険労務士
取扱業務
労使間トラブル解消、就業規則作成
設立年月日
1998年7月 開業
営業時間
9:00~18:00
休業日
土・日・祝日

事務所略歴

1998年
開業
2001年
事務所移転(丸の内事務所)
2003年
事務所移転(徳行事務所)
2005年
理事就任(~05年11月)
介護労働安定センター・雇用管理コンサルタント(~現在)
2007年
特定社会保険労務士付記・月刊社会保険労務士投稿
2009年
電子申請アドバイザー(~10年3月)
山梨SR経営労務センター理事(~現在)
2010年
SRP認証事務所
2011年
事務所移転(大里事務所)
社労士会労働紛争解決センター山梨・あっせん委員候補者
2012年
成年後見人推進委員会委員長(現在、一般社団法人社労士成年後見センター山梨専務理事)

Profile

代表(所長)プロフィール

代表取締役
冨永 弘徳

氏名:
冨永 弘徳
生年月日:
1958年10月生まれ(65歳)
最終学歴:
静岡大学 卒業
保有資格:
特定社会保険労務士(1998年登録)
役職:
一般社団法人社労士成年後見センター山梨(16名) 専務理事
山梨県中小企業家同友会(400社) 経営相談室
異業種交流やまなしクラブ(60社) 幹事長

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